第8回ウディコン感想ページ


(上の絵の収穫機道ろぼふぁーむ追加版は絵置き場のページにあります)
2017年&2018年のウディコンに関しては、HTML5で書かずに動画で感想にしました。ゆえに静的ページとしての第9回以降のウディコン感想はありません~。あと3Dモデリングの修業中なのであんま数多く感想書けません~。
ので、第9回ウディコンのプレイ動画を見たい方は白い月のMY GAME CHANNEL 女郎蜘蛛の滝まで来て観てください。


 ――おっほー。
 今年はどのくらいできるか分かんないけれど、良さ気なものからできるだけやっていきたいと思います。
 顔グラだけでもMODゲーがあると良いなー、って毎年言ってるなわたし。
 今回も過去の大会で奮闘した人が出場してますね。


 結果も出ましたが、1位は予想通りでしたが、ちょこちょこダークホースが食い込んできて驚き。本当ウディコンって製作者ばっかりなんだな~と思いました。わたしみたいなただの絵描きとかの割合は少ないみたいというのを今回の順位発表で実感させられました。
 いや、別に悪い事でないです。単純に驚いただけで。


 あと。絵に関しては、下手でも良いから自分で描いた方が、少なくともわたしのような妖怪にとっては好印象です。
 週間連載で商業誌で10週打ち切り回避のためにアンケート競うとか、賞金のかかったイラコンとか、出版社に漫画を持ち込むわけじゃないんですから、下手でいいんですよ。それはそれで仕方ないし。
 下手でも情熱のこもった絵は多い。それは小学生の交通安全ポスターの優秀作品を見ていてもよくわかると思います。ショッピングセンターとかで展示されているアレ。
 さすがに小学生でわたしの上の絵のような技術で書ける子はいないと思いますけど(いたら怖いっす)、絵に込めた情熱は子供ながらすごい子がいます。
 その情熱を感じたら、わたしは下手な絵でも高得点を入れます。素人のコンテストでは。
 大事なのは、技術よりも情熱と愛情。
 技術なんて、愛情の後ろから自然とついてくるのよ。


 以下、わたしがした作品の感想を徒然に。

ゴリラのレクイエム
 さくっとできてサクッと楽しめる小粒で良いゲーム。
 今回は性格診断のおまけつきなので、さらに楽しめる。短い時間で楽しみたい人向け。

★★★収穫機道ろぼふぁーむ★★★
 今の所、これとトラスティアが一番のわたし的期待株。
 予想通り、ろぼふぁーむが優勝でしたね。おめでとうございます! ゲームとして完成度が非常に高く、バグも驚くほどないし、本当に文句のつけようがない傑作です。


 こういうね、アストロノーカやルーンファクトリー(牧場物語)的シミュレーションゲームわたし好きなんですよ。農業とかハウジングとかとりあえずやるタチだしわたし。
 これは絵自分で描いたのかな、と思ったけど他の人に描いてもらったみたいですね。それでも農業ゲーにふさわしいチョイスで大変良いと思います。雰囲気出てる。
 バ○ーみたいな宇宙最強生物とかあの男みたいな毒売ってくる野郎出てこないかとハラハラしつつプレイしました。バ○ーみたいな宇宙最高のかわいい超進化の化け物がきたら、ノーガード農法するしかない。
 このページを見た人にだけ教えちゃう、わたし的攻略法
  1. 1日目で100ポイント稼ぐ。
  2. 範囲の広いアームを優先的に買う
  3. 土地を一段階広げる
  4. ナスビの種と予備電源を買う
  5. 奥義ナスビジェイルを繰り出し、ナスビの檻の中で360度回転採取を時間いっぱい行ってもらう
  6. ナスビジェイルでお金がたまったら、一気に土地を最大まで広げ、アームとレッグパーツも最高級のものを買う。
    あとラストまでメインにする作物の種も。
    うまくいけば、6日目終了時にグランドアームが我が手に。
  7. あとは即効性無登録農薬で危ないスピードで作物を育てまくる。
 これで13万点までは行けました。
 スコア20万以上とかどうやってるの!?
 色々と縛りプレイもしやすいゲームデザインなので――キャベツ縛りとか――、なかなか長く遊べそうである。
 あと、水巻いてる時の手の感覚がペンタブで絵描いてる時とほぼ同じである。塗り。


プレイヤーは神様です
『所詮この世は焼肉定食  強ければ松阪牛、弱ければ安いホルモン』
 この人のゲームいつもトンガッてるな。
 それが魅力でもあるのだけれど。だから間違えても丸くなれなんて言えない。
 でも、結果はわたしが思ったより順位低かった。とっつきにくすぎるのがネックだったか。わたし的にはベスト10には入ると思ったんだけどな~この人を引き付ける物語なら。
 作者さんは間違いなくオッポタイプですね。登場人物の中で言うなら。


 Youtubeでこのゲームのプレイ実況動画をアップロードされている方がいます。この方、第5回ウディコンでベスト10位に入った実力者ですね。遭難サバイバルの人。
 とても楽しくプレイされているので、このゲームきっつくてクリアまでできないけどストーリーは気になるって人は、ぜひとも水月さんの動画を拝見すればフラストレーションは解消されると思います。動画ありがとうございます水月さん。
 でもやっぱ6時間以上かかるよねこのゲーム!? わたしも6時間超えたよクリアするまでには。
 あと
「所詮この世は焼肉定食」
 にツボッた。


 あの後どーすんだよへでーおーぅ特に崩壊した方。
 満員世界の反対の状態にしちゃって、あの後手塚治虫の火の鳥未来編でもやるつもりなのかへでーおーぅ。
 というか、字句を並べなくても一文だけで感想はまとめられます。
「ひでお、てめーそのテーマ伝えるのに地球滅ぼす必要ないだろ!?」
 一言でいうなら、これに尽きる。テーマに対してスケールが大きすぎる。
 去年のキャンディリミットの時にも全く同じことを思ったのですが、このようなタイプの作品はゲームという形ではなく、漫画やSF映画、ライトノベルとして出すべきだとわたしは思います。ストーリーがかなり面白いのに、ゲームという型、媒体に全く合ってないデザインの作品。


 ただそれでも、ピエロという形でヘイターの存在を明るみに出したのは、この作者さん賢いと思いました。
 今の匿名ネットまとめサイト全盛の時代、これがむやみに多い。
 根拠のない悪口を言うこと自体が目的の批判。
 で、それに反逆すると
「そんなにマジになるなよ、ネタだよネタ。ネタなんだから全部真に受けとけよハゲが。けひゃひゃひぇ」
 話にならない。現実で面と向かってこれ言われたなら、即拳飛ばしてるのに。
 創作者ならば、上記の様な事は誰でも経験のあることだと思います。プー太さんも経験あるのでしょうね。
 わたしも絵描きとして経験あります。
 とゆーか、わたし絵を褒められたことほとんどなかったりするネットでは。現実ではべた褒めが多い。極端である。わたしが他人の絵を褒めたことは星の数ほどあるけれど。
 誰よりもわたし自身がわたしの絵を愛しているからそこは全く問題ない。
 わたしの絵は、わたしが需要でわたしが供給。それで完全循環永久機関。


 でも去年の満員世界もクリアできない程厳しすぎるゲームバランス(巫女殺害アイテム不足で完全に詰み)だったけど、今年のこれはこれで一度やったらもう勘弁してくれって感じ。
 今年のこれはゲームデザインを把握するまではむずすぎるクソゲーで、感触を把握した後はBGMボタンとイラスト見せるボタンを交互に押してとどめにガチャの脳死チンパンゲーと化す、どちらにしろ極端さが過ぎるゲームデザイン。
 声(声優)と絵で釣ってガチャで搾り取るゲームデザインってア○○ラ70万円で一躍有名になった○○○ブ○ー○o○○ジーみたいな悪質なソシャゲそのものじゃん。へでーおーぅマジ悪徳業者の道歩んでるな。才能だけは多彩で。
 わたし単純作業の脳死チンパンゲーが一番嫌いなのよ。すぐ投げちゃう。格ゲーが一番好きなのよね~あの緊張感。


 うってかわって、アドベンチャーパートはトンガッていて面白い。
 ゲーム制作者(ゲームを製作したことのある画面の前のプレイヤーたちを含む)のハートフルボッコストーリー。
 ――と思っていたら途中からえらい方向に吹き飛んでるなストーリー。
「みすたーあんだーそんうぇるかむばっっっく!」
 しそうでしない方向に行ってるぞ。
 こういう方向に行くのなら、むしろゼイリブスライブの映画も参考にして欲しかった。
 そしてThey LiveやThriveを認識したなら、やはり下の文章にも出ているシュメール文明(の出雲族が生み出した22種類の宇宙人の遺伝子を持つウンサンギガ)や歴史の父とも言われるヘロドトスや、アルザル、アガルタ、チベットのシャンバラやアヌンナキ、アナンヌキ(奴隷として人間種族を創造したトカゲ頭の爬虫類人)や天照国照彦天火明櫛玉饒速日尊&瀬織津姫&少彦名神(新たなる神に昇ってくれることを期待して、愛を以って人間種族を創造した)も必ず出てくる。そこまでイクなら物質の量子化も避けて通れない事実になる。
 どうせ飛ぶなら宇宙創成以前の状態まで飛んでほしかったな~というのはわがままか。そこまでカッ飛んでくれたら独裁者2015超えだったんだけどな~怖いもの知らずランキングでは。
 むしろアドベンチャーパートだけ切り抜いた方が人気出そうというのは、ゲーム作者にとっては屈辱だろうからあぶり出しでしか見えないようにしておきます。


 へでーおーぅ(ひでお)は風見鶏野郎だな。
 へでーおーぅは即ツイッター中毒になってるし、自分の信念なしに他人にちやほやされたい承認欲求の塊でしかないというクソ野郎として描かれている。
 しかも、窮地に陥った時の煽り耐性のなさも夜神月並にないという。
「公開してるゲームがそびえたつクソ。プレイヤーの時間を返してやれよ」
 って匿名で陰口言われた時に、ひでおが
「そびえたってるんじゃん。クソでも城のようにそびえ立っているなら、そう簡単に便器からは流されないよ?(キランッ☆ミ)」
 くらいの胆力のある返し方をしたなら、あの後道をさらに踏み外すようなことはなかったろうになあとこの場面の時に思った。


 シナリオがMr.Anderson, Welcome back ! しそうでしない感じになってもクソ野郎な心は変わってないという。まだ焼肉定食の方が善人じゃねぇか。
 へでーおーぅは才能はあっても慈愛の心が全くない。どんな境遇の時でも慈愛の心、思いやり、ゆずりあいを全く見せない人間性はある意味称賛に値するわ。悪として。遠慮なくぶっ殺せるキャラだわ。夜神月よりもずっと。ひでおの共感能力もキラと同じゼロだなこりゃ。頭は切れるが心が幼稚なキャラとしては、キラ並に良く描写できていると思います。優秀。こういう悪キャラをあまり優秀に描写されてもヘドが出るけど。
 オッポは対照的に孤高の創作者として描かれていて、焼肉定食が今の時代一番よくいそうな製作者として描かれていそう。
 これへでーおーぅに感情移入してた人はショック大きいだろうなぁ。へでーおーぅ悪に染まりすぎっすよ組織票とか天狗をはるかに超える増長っぷりとか。
 野茂が投げれば大丈夫ですが、このへでーおーぅは投げても大丈夫ではなさそうです。炎上投手です。
 というか、慈愛の心が貧しい癖に才能の上にあぐらをかいて虐殺しているひでおに
「Yeah ! Wow ! ハイパーボッ!」
 したい。そのくらいの悪。裏ボムの方が実用的なんだけれど、ハイパーボッ! の方が絵的に映えるのよね。


 とゆーか、へでーおーぅはゲーム中の描写を見る限り、絵が全く描けない状態から数か月でわたしのこのページ最上部の絵くらいの絵を描く能力得てるようだから、イラストレーターとしてやっていった方が良いですよへでーおーぅ君。もしくは今裏サンデーでいきなり勇者がデューン! した漫画を連載しているPrincess Saviourの絵描きさんみたいに漫画家に転向した方が良いですよへでーおーぅ。
 そもそも絵は一朝一夕に一流にまではなれないです。ゲームだから当然割り切って見てますが。10年単位で修業し続けて自分の画風を盤石のものとする絵描きが多いと思います。単にとりあえず描けるようになるだけなら1年もかからない。でも安定した高水準の自分だけの画風を自分のモノにするのに10年単位いる。
 あり得るのは、元々そこそこの絵を描いていた人が覚醒して一流の絵を描けるようになる事。これなら数か月未満でもよくあるよくある。というか覚醒なら一瞬でも起こりうる。
 ゲームだからそんなところに突っ込んでも仕方ないけれどね。でも絵描きとして気になったので言ってしまった。


Evolution Road ~進化の果て~
 おっ、絵うまいな~プロ級に描き慣れてません? ――と思ったら素材だった。いやいや良いんですけどそれでも。去年も言ったけれど、絵も音楽もプログラムも主演:俺 助演:俺 敵:俺 友情出演:俺 大道具:俺 監督:俺って『全部俺』でできる人なんてプロでもほぼいないし。それやったのってヴァンガードプリンセスの人くらいじゃない? 最近だと。
 で、これは工房を持つ研究者の主人公と守銭奴の助手が謎に迫っていくRPG。
 これは最後までやってみても良いと思わされました。ちゃんとした作りに思えます。

箱庭フロンティア
 お、この人ゲーム精力的に作ってるな、と思った。
 それが今回ちゃんと報われましたね。2位おめでとうございます!
 2015年にわたしも応援絵を描かせていただいたワールドフロンティアと同じ世界観のすごろくゲーム。正直こちらの方がとっつきやすいと思いますので、ウケはさらによくなったような気がします。
 余談ですが、クロノスの旅路の絵が凄い上手かったですね。色塗りの腕は完全にわたしより上ですね。あの絵描き。


 ともあれ、この人のゲームの中ではとっつきやすい方なのでプレイしてみる価値は十分にある。
 けど、基本(ステージは違えど)周回なので飽きるのも早い。せめてelonaのように、オブリビオンみたいなMODゲーのようにキャラに深い設定をプレイヤー自身で追加できればわたしみたいな人がドハマリしたろうに、とは今作に限らずこの人のゲームでいつも思う。
 作風をあっさりで通しているようなので、そういう方向にはいかないようですけどね。まあ良いんですけどelonaとシムズ3とオブリビオンとカスタムメイド3D2があるから。


恋と友情の常識(ファイト)
 まず最初に、常識と書いてファイトとはどういうことだ!? と思った。冨樫並に漢字とカタカナ名を一致させないこのセンスにただならぬ雰囲気を感じました。
 ――で、実際に話してみたら全員魔術士オーフェン2部の時の秋田さん並に言葉遊びしてるぞ!? と驚愕。これは隠れた怪作に手を伸ばしてしまったかもしれないと後悔とドキドキ半々。
  • Aは神の定義を喜々としてこちらの顔を無視して話す頭がハッピーセットの神学者風。というか我思う故にわたしが神だ!
  • Bはこちらの表情を無視して世間話に興じるおしゃべりおばちゃん気質――と思いきや昔死んだ弟がたまに体を操作するイタコ体質(イタコ体質=神降ろしは英語で言うとWalk In)。
    しかし死んだBの弟の方が圧倒的常識人なので弟操作イタコモードの方が好感度たかし。
  • Cはアンタ説法しないと死ぬ病気なのか
  • Dは恋の狩人
  • Eは理屈屋レズ
  • Fはてめー現実で文語体で話してんじゃねええええええぇえええぇぇー!
     その描写は小説家が登場人物の心理を表す時に使う手法だ。
     冷たい風、砂の上、曇った夜、水平線がほのかに青い、あとなんたらかんたらとか口語でしゃべるヤツいねーよ!?
     てめー実際の喋りで顔つき合わせて話す時にンな喋りしてたらぶっとばされるぞ!?
     ――な感じ。
     ただ、この素質は称賛に値する。成長すればBL○○○Hの○○師匠並のポエマーになれるわF。
    「刃を振るってしまえば お前と抱き合えなくなる   それでも刃を振るわなければ お前を正せなくなる」
     みたいな感じのこと言いそうだよF。

 そしてわたしはDに言ってあげたい。
「恋なんて浮き輪なしで海に飛び込むようなものだよ。泳ぐ力が尽きたら食べられちゃう」
 愛の方は良いものだけどね。


 総じて、真犯人が誰かとかどうでもよくなる愉快なキャラクターが多すぎて楽しいゲームでした。
 これはダークホースだわ。
 受け付ける人はハマる、この喋りが苦手な人はelona並にゴミ箱ダンクする白黒きっぱりとしたゲーム。


モーヴの博物誌~メソポタミア篇~
 お、神話も色々調べているわたしが好きそうなゲームだ、と飛びついてみた。神話を題材にする度胸のあるゲーム作りは高く評価。その心意気は良い事です。
 単語は色々出てくるものの、登場人物の性格付けがアッサリ&アバウトである。ので物語には入り込めないのが惜しい。
 作者さんがあまり絵が描けないのは仕方ないので、文章で魅力をみせて欲しかった。


 まーでもギルガメッシュのキャラ作りは大変ですよね。
 某エロゲーの逆毛金ピカ愉悦部のイメージがアニメ好きの間で広まり過ぎているから、あの慢心王とかぶらない用に濃いキャラ付けするのは難しい。
 良い物語はいっぱいあるんですけどね。友の死に絶望して死の運命から逃げようとあちらこちら流浪し不老不死を求める半神ギルガメッシュと、そんな彼に
『死と睡眠は根本が同じなのだ。だから、7日不眠でいられたら不老不死になれるぜ?』
 って試練を与えて、その前後の会話で彼の心をやんわり照らすウトナピシュティムの話とか。


 なんのかんのいいつつクリアまでやったんですけどね、わたし。そこそこ楽しめましたありがとう。レベル上げの時間が結構占めるゲームでした。
 お金稼ぎはスリープを覚えてから砂漠のズーを眠らせて稼ぎプレイするのがオススメ。
 わたしのクリア時間は1時間40分。


 シュメールな単語はボンボン出てくるゲームなので、さらっとプレイして単語だけ覚えておいて後で(検索エンジンでバビロンとかティアマットとかムシュフシュとかエメラルド・タブレットとかアナンヌキ(アヌンナキの進化版)(飽くまで蛇。竜神(闇霎、瀬織津姫ほか)は彼らと心が全く違う善の生き物)とか検索して)自分で調べて神話の情報にホクホクするのが一番良い遊び方かもしれない。
 シュメールの種族について知りたいならウンサンギガ(ヘロドトス 歴史なども加えるといいかも)で、技術について知りたいなら反物質リアクター、量子変換などで調べるとわくわくするかも。
 さらっと遊んで、後で古代人のレベルの高さを知るきっかけとして良いゲーム


オタク☆ジェネレーションIII~いろんな自由がある物語~
 今回は○ッテムトっぽい場所から始まるオタジェネ。要所要所でレベル上げ必須。つまりマゾゲーなので時間に余裕のある人向け。


 物凄い力を入れているのは分かるつくりなので、そこは感心するのですが……。
 動画で1Gバイトとかビビッてなかなか触れられませんでした。歌はなかなか良かったけれど。もしかして無圧縮でムービーをゲームに組み込んでるの!?
 わたしも動画を作っているので大体感触は分かるのですが、これ無圧縮aviで動画入れてませんか……。
 mp4で動画作りましょうよ~今の時代はmp4が圧縮率高くて画質も音質も高いのに。mp4ならウディタ製ゲームのウインドウの縦600ピクセルにおける高画質のボーダーラインのビットレート2500kbpsの2分動画で40MBくらいで済むのに。


Trustia~トラスティア~ Last Reincarnation
 直訳すると、信じる者 ~最後の輪廻~ みたいな感じ?
 下の文章で改善点もたくさん挙げてますが、これかろぼふぁーむが優勝だろうとわたしは思います。よくもまあこんなすごい戦闘システムのゲームを個人で作ったなぁって感じ。感心するしかない。
 ベスト5にまで残りましたね。おめでとうございます! 同じ(ドット含む)絵描きとして、もうちょっと鬼のような枚数のドット絵を描いた事が報われても良い気はしたのですが、結果は結果。こればっかりは仕方がない。
 結果発表で驚きましたが、この出来の良さなのにトラスティア順位低くない~? わたしは、
  • 1位:収穫機道ろぼふぁーむ
  • 2位:トラスティア ~Last Reincarnation~
  • 3位:箱庭フロンティア

 ――で1位~3位独占すると予想してましたが、ダークホースが2作品食い込んできてトラスティアを追い抜くとまではさすがに予想してなかった。
 いや、自由落下もサンプルゲームもわたしも実際にやって良いゲームだと思ったんですけどね。それは事実。でもまさかベスト5にこの2作がトラスティアを追い抜いて鎮座するとまでは思ってなかった。
 いやいや、結果は出たのだから後から何か言っても意味ないんですけどね。
 確かにダークホースの2作も良作でした。おめでとうございます。


 紹介で察しましたが、この人ruin's fateの人ですね。この人のゲームはドット絵がすごい動くから好き。わたし格ゲー好きだからなおさら。
 正直、細かい事考えずに戦闘システムを楽しんでいるうちにエンディングまで行けるタイプのゲームだと感じました。極めると10000HITS OVERコンボ決められるようですよ。もはや笑うしかない。
 忌憚ない意見ですが、文章の方は控えめに言っても未熟。もっと本を読み漁った方が良い。ライトノベルが好きなら、秋田禎信の魔術士オーフェンとか文章力高いからオススメ。いやわたし4部全然読んでないけどさオーフェン。2部までで十分じゃん伝えたいテーマは十分伝わってるのだから。


 あと1、2枚ドットの枚数増やした方がなめらかになるんじゃないかな~(歩行絵とか)とも思いますが、素人製作ですからそこは気にしない。

 それに、上の動画みたいな感じで、今の時代は人物を動かそうと思ったらMAYA、3DSMaxやメタセコイア、blenderでモデリングしてボーン入れて3Dモデルを動かすのが主流になっているのに、敢えてドット絵描きまくって動かそうというその根性は凄く高く評価できる。格闘ゲームのキャラの場合、1キャラを完成させようと思ったら700枚~1000枚描かないといけないから。
 はっきり言ってね。ドット絵の方がハッタリが効いて優れてるんですよ、動きそのものに関しては。見た目の美麗さは当然3Dモデリングの方が上ですが、動きの苛烈さ、凄まじさはドット絵の方が上。3Dモデリングは手描きアニメと比べてハッタリが効かないからメリハリが劣る。
 それでも労力の関係からお勧めするのは3Dモデリングの方だけどね。ドット絵で個人製作でスカイリム並の大作とか作者さんが確実に死ぬわ。過労で。


 斧主人公ということで、某有名シミュレーションゲームの○ーシン並のぶっ飛び暴れっぷりを期待。ヘ○トルみたいな暴れ方でも良いよ。
 期待を込めて思わず絵を1枚描いちゃった。
 あと――――
 この作者さんの絵はもう一皮剥けるはず。これが限界って事はない感じの絵。
 絵って練習しているうちに一度大きくコツを掴む場面があります(覚醒)。一度覚醒したら何年ブランク空けようが腕はなまりませんのでがんばってください。これが5年ブランク空けたことのある絵描きの絵です。
 ……と今までずっと思っていたのだけれど、最近わたし他の絵描きとの剥離を感じる……。えっ、もしかしてみんな少し描いてないだけでも劣化しちゃうの? ブランク空けても劣化しないのってわたしだけ?
 才能が全てなのは(服飾等の)センスの方。基本部分は努力が一番大事。
 今、デジタル画材はクリスタと写真屋とSAIの3強なのかな? イラレやPainterって以前ほど見なくなったかも。
 フリーペイントソフトならファイアアルパカの一強でしょうね。わたしはまだPixiaもサブとして使ってるけれど。
 冨樫や鳥山明(敬称略)みたいな
『デジ絵全然慣れね~、使いこなせない~』
 って人でもない限りは、デジタルで原稿挙げる方が安い上に効率的。PC本体の値段を含めても、アナログ画材切らした度に買い足す事を考えるとデジタル絵の方が安く済む。入稿する場合もデジタル入稿、インターネット(オンライン)入稿する方が手軽で間違いが起きないし。


PENETRATOR
 今回のシューティングはこれかDirty Darknessが良い感じ。こちらは5分で終わる。なぜなら制限時間が5分だから。ドット絵が素晴らしい。十分遊べる。
 わたしのスコアは148,3200点。


ウルファールのサンプルゲーム(仮)
 ごめんなさい。正直、
「いっちょクソゲーやってみるか!」
 って気持ちで手に取りました。
 しかし意外としっかりしたテーマがあり、遊べるゲームでした。けどゲーム制作を少しでも触ったことのある人じゃないと共感は難しい物語かも。わたしはツクールならだいぶ前に触って案の定挫折したことがあります。キャラと魔法だけ作って満足しちゃった。
 同じウルファールネタでも、うでぃずもうの方が爽快感は高い。
 そして見捨てられた者たちを描くという点では、去年のダラダラアリの人の『くまベア』とテーマ自体は同じですね。


 ゲーム的な難易度では去年の満員世界を思い出しました。結構きつさが似てる。
 でも作者も別人ですし、こちらの方が強力なハメ技を使える分楽。


 ゲーム的なハマリポイント(詰みポイント)は、『最初のゴーレム3人』と『ラストマップのギミック』です。
 ゴーレム3人は、わたしみたいに説明書読まずに実際にいじりながら覚えるタイプの人だと苦戦する。サブキー度外視してたから。


 ムービーが長いゲーム(最近のFFとかPS4のゲームによくある)だと、
「わかったからわたしに操作させろ! ムービー見せたいなら映画館で上映しておけ! わかったからとにかく操作させろ!」
 説明が長いゲームだと、
わかったからNPC全員無意味に殺させてくれ! 無意味に街もNPCも全壊させろ!」

 なんていうわたしみたいなプレイヤーは最初つまづくこと必至。しかしわたしみたいなプレイヤーは面白いバグ技は最大限活用する人多いんですよね。ムッムッホァイとかドゥエリストとか。


 ラストマップは、敵は問題ないのですが、ギミックの方で手を焼いている人がウディコン会場の掲示板でも多数みられますね。
 あれは
『避ける事を意識するとアウト』
 で、
『あの文字ごと敵を巻き込んで全部吹き飛ばす』
 とうまくいきます。あんなのロマサガで避けるのうまい人でも無理だわ。全部巻き込む以外に解がない。
 わたしはクリア時間2時間半でした。
 モーヴの博物館より長くなったのは意外。


Dirty Darkness
 あ、この人「First Engage」、「WILD ONE」の人だ、って作風で分かった。トップビューのガンシューティング
 この人のゲームは質が良いのでオススメ。おそらくコンテストの順位も高くなるんじゃないでしょうか。
 ただ、わたし左利きなので操作がちょっときつい。まあ今は右も使える両利きだから右利きスタイルに変えれば良いだけの話なんだけど。


難回避 Second Ver.
 要するに鬼ごっこ。
 ロマンシングサガで僕は敵よけまくってボスだけ倒してクリったぜ! ってくらい自信のある回避スキル持ちな人ならクリアできるかも。わたし無理っす。


77ジョブ
 FF5とかに熱中するタイプの人ならこれも楽しく遊べそう。そんな感じのゲームでした。
 クリア時間は2時間弱。
 ただ、ジョブチェンジの際にドット絵が変わるとか、もうちょっと演出を凝ってもらえるとより熱中したと思います。絵が描けないと無理ですから仕方ないんですけれど。
 というかしんどいですけどね77人分のドット絵描くの。倒れるわ絵描きが。


 攻略情報を以下に。
  • 一週間限定とはいえ、敵の数が有限なので1日ギリギリまで粘るメリットがない。
    ので疲弊したらさっさと街に戻って休む方が良い。

  • 巫女は最初から最後まで重宝するので優先的にとるべし。
    というか、男の場合男神巫(おかんなぎ)って名前変えた方がカマオさん疑惑がつかなくて済む。システム的に面倒そうだけど。

  • 敵が有限な以上、錬金術師は最速で取っておきたい。

  • サムライかソードマスターはクリティカル重視の場面で必要な局面が出てくる。

  • ドラグーンとウォーロードとパラディンは取っておくと安定する。




狩猟民族の野望
 要するに、エイジオブエンパイアをかなりとっつきやすくしたゲームな感じだと思います。いやシヴィライゼーション? どっちもやったことないんだよねわたし……。オブリビオンやシムズ3ならしてるんだけど。
 操作性は軽快でとても良い。
 そしてクリアまで速い。
 音楽がかなり良いので飽きない。


商会経営シミュレーションゲーム
 その名の通り、シミュレーション。ジャンル的にはロマサガ3のトレードといった感じ。
 操作性は軽快で良い。しかし操作してみた感じは『危なくない独裁者2015』という感じ。刺激は少なめかも。もうちょっと演出面を頑張ってくれたらハマったかもしれない。
 わたしは7年目でクリア。
 音楽がかなり良いので、そこはかなり好印象。シミュレーションでは特に音楽の良さは助けになる。


8-sweeper
 今回の頭の体操枠。
 去年よりいじる箇所が1減って8になっているが、平面から立体になったので、脳への刺激はこちらの方が高い。単純だが活用度はあるゲーム。


セントラントレイル
 今回の放置ゲー枠。
 正直、前作の箱庭セカイ探検班の方が聖剣伝説LOMっぽい感じで楽しめた。
 今回は直線だけだからな~。
 ゲームというよりシミュレータ―。遊ぶというより眺める。熱帯魚の水槽を観察するがごとく。


 こういうタイプなら、elonaみたいにMODでキャラも何もかも全部自分で描いて追加できるMOD文化ゲーにすればelona並に爆発的人気が出ると思う。……とプレイ中に思わされた。
 ――と思ったけど、これ帰還すると全てのキャラと強制お別れなのね。
 じゃあMOD入れる意味ないか。わざとキャラに愛着湧かせないようにしているゲームデザインだこれは。


うでぃずもう
 面白いわ。
 何がってまず発想が面白い。なんだその丸太のような腕は。いや普通怪力設定ならそうなるべきなんだけど。
 今年のウルファールはぶっ飛んでて面白い。
 鳥の腹筋に爆笑した。
 加えて、ウディコン結果発表ページの『うでがしぬ』の5文字だけのレビューに爆笑した。PCのディスプレイに麦芽コーヒー吹いてしまった。
 短い文字数で多く、核心を突いたことを伝える技能は、特に漫画家に必須の才能。冨樫もそれをかなり重視してるし。


 ゲーム的には、マウスドラッグしつつもう一方の腕で矢印選択という両手で別の動作を同時に連続でこなす系ゲーム。
 テンポが良いので飽きない。
 勝てない場合は事前に通行人と勝負しよう。


電子ゲームブック 自由落下
 その名の通り。ドラゴンクエストがファミリーコンピューターで出た時期に流行したゲームブックのスタイルを取っているゲームです。
 選択肢が毎回あるノベルゲームと言った方が分かりやすいかもしれない。


 そういうわけなので、活字アレルギーとか本読まない人とかは触れる事はないであろうスタイルのゲーム。
 逆にそういうのが平気な人は落ち着いて読める良いゲーム。
 主人公は鳥人間コンテストよろしくイカロスよろしく空を目指す男。


OUJA~牧羊犬最強決定戦~
 自分が走るのではなくて、羊牧犬になってヒツジをレースで走らせるゲーム。発想は良い。
 犬好きなわたしを釣り上げたゲーム。とりあえず犬主体のゲームにすればわたしが釣られます。
 ゲーム自体は、一度やれば満足かな~って感じで惜しい。もう少し周回したくなるような何かが欲しかったかな~というわがまま。